競泳・萩野ら“朝決勝”想定レースを実施「経験ができた」

 競泳東京五輪日本代表の萩野公介(ブリヂストン)、大橋悠依(イトマン東進)、青木玲緒樹(ミズノ)が27日、長野市内でタイムトライアルを行った。東京五輪では午前中から昼にかけて決勝が実施されるため、本番を想定して朝10時過ぎからレースに挑んだ。

 200メートル個人メドレーを泳いだ萩野は2分0秒70。「具体的にイメージできる経験が1個できたので、それはすごくよかった」と振り返った。

 朝は6時に起床し、五輪前最後のレースに備えたが、体は「動かなかった」と萩野。「泳ぐ前はそんなに思ってなかったけど、泳いでいる中で(体が)動いてないなと。ダウンしていたら体が動き始めた」。本番では起床時間を30分ほど早め、ウオーミングアップの内容も工夫するという。

 金メダルを獲得した16年リオ五輪以降は、不振や休養も経験したことから「一度離れて自分で戻ってきたときに、やっぱり水泳が好きなんだなって強く感じた。そういうことを体と心で味わいながら、残り1カ月過ごしたい」とあらためて五輪への思いを口にした。

 400メートル個人メドレーを泳いだ大橋は、4分37秒92。朝風呂に入って体を温めるなど工夫はしているが「まだ準備ができてない感じがある」という。「体も気持ちも『よし行くぞ』と思って入場できるようにしないと」と語った。

 100メートル平泳ぎの青木は1分6秒56。2本計測した26日は1分6秒84だっただけに「平井先生とは昨日と同じくらいか、0・01秒でも速くと話していた。午前中にタイムを上げられたのは本番にもつながる」と前向きだった。

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