コケても執念で前へ 三浦龍司が3000m障害で日本新&五輪内定

 男子3000メートル障害で日本新記録を樹立した三浦龍司(撮影・高部洋祐)
 男子3000メートル障害で優勝した三浦龍司(撮影・高部洋祐)
ガッツポーズを決めながらゴールする三浦龍司=ヤンマースタジアム長居(撮影・高部洋祐)
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 「陸上・日本選手権」(26日、ヤンマースタジアム長居)

 東京五輪選考会を兼ねて行われ、3000メートル障害で、日本記録保持者の三浦龍司(19)=順大=が自身の記録を更新する8分15秒99の日本新記録で初優勝し、東京五輪代表に内定した。2位の山口浩勢(愛三工業)が8分19秒96、3位の青木涼真(ホンダ)が8分20秒70で、ともに参加標準記録を突破して五輪代表入りを決めた。

 首位を走っていた三浦はラスト1周を前に水濠で転倒。しかし、そこでエンジンがかかったように、すぐに先頭を奪いかえしてそのままぶっちぎった。「残り1周だったのでこけていることにかまっていられない。すぐに立ち上がらないとと思った」と振り返ったが、焦りを感じさせない貫禄の走りだった。

 5月の東京五輪テスト大会で18年ぶりの日本新記録となる8分17秒46で優勝し、同時に五輪参加標準記録(8分22秒00)を突破した。2カ月で2度の日本記録更新となった。

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