橋本聖子会長の願い 国民へ「大変な時期を乗り越えて集うアスリートをぜひたたえて」

東京2020組織委員会の理事会であいさつする橋本聖子会長(代表撮影)
あいさつを交わす(右から)東京2020組織委員会の津賀一宏副会長と橋本聖子会長。左は御手洗冨士夫名誉会長(代表撮影)
東京2020組織委員会理事会の開始前に言葉を交わす橋本聖子会長(右)と武藤敏郎事務総長(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、都内で理事会を開催した。開幕まであと50日を切ったが、コロナ禍で開催を疑問視する声が根強い中、橋本聖子会長(56)は冒頭あいさつで「世界平和のためには人類の分断ではなく団結が必要です。スポーツの力で東京大会が人類の団結の機会となり、世界平和への歩みを進めるように引き続き力を尽くして参りたいと思います」と、意欲を語った。

 また選手たちに向け「幾多の困難を乗り越えてきたアスリートのみなさん、東京2020はその道のりをたたえ、努力をねぎらい、達成を祝福する瞬間になります。地球上のすべての方達が国籍や民族、人種、性別、宗教、障がいの有無などを乗り越えて、それぞれの思いを分かち合う場所になります。東京大会はコロナ禍というかつてない状況に直面しておりますが、アスリートの皆さんの卓越した活躍を心から期待をしております」とエールを送り、国民には「日本の皆さんには、この大変な時期を乗り越えて集うアスリートたちをぜひ共にたたえていただきたいと思っております」と呼びかけた。

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