都筑有夢路、五輪への道つなぐ「すごく緊張した」 サーフィン五輪最終予選
「サーフィン・ワールドゲームズ」(2日、エルサルバドル)
東京五輪最終予選を兼ねて行われ、女子の都筑有夢路(あむろ、20)が、敗者復活2回戦5組を15・1点、敗者復活3回戦3組を10・1点でいずれもトップ通過を果たした。
安定の波乗りで五輪への道をつないだ。敗者復活3回戦では、終盤で乗った4本目で、崩れる波に合わせてターンを決め、5・67点。「1ターンで5点が出てすごくうれしい」と喜び、「すごく緊張したんですけど、勝ててうれしい」と笑顔を見せた。
大会直前に参加したプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)第5戦のロットネスト・サーチでは、自己最高の5位。世界の舞台でも十分に戦える実力を持つ。東京五輪に出場するには上位7人(既に代表権を持つ選手を除く)に入った上で、日本勢2番手以内に入る必要がある。敗者復活戦に回った都筑は、負けられない戦いが続くが「東京五輪をとても楽しみにしているし、出場したい」。勝利し続け、五輪切符をつかみにいく。