沢松奈生子氏、大坂の会見拒否に理解も「会見で主張した方が受け入れられたのでは」

 元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子氏が31日、TBS系「ひるおび!」で、大坂なおみが全仏オープンで会見を行わなかったことに「彼女の主張は理解できる」としながら「1つだけ残念なのは、義務、会見をした上で主張した方がもっと受け入れてもらえたのでは」との考えを語った。

 番組では大坂の会見ボイコットについて特集。大坂は大会前から「(記者会見では)アスリートの心の健康状態が無視されている」などとツイッターでつぶやき会見を行わないと宣言。この日、勝利を挙げたがオンコートインタビューのみで会見は行わなかった。

 沢松氏は「彼女の主張は非常に理解できます」とコメント。自身も現役中は会見で「どうしてこんなことを聞かれるのか?とか、テニスと関係ない質問とか、うん?と思うことは多々あった」と振り返った。

 だがそれに対して、自分は何か行動を起こしたのか?という部分には「これは一つの義務、当然だと思ってでていた」と会見を行うことに疑問を持つことはなかったという。

 そんな状況に一石を投じた大坂の行動に「大坂さんはわがまま、感情的に言っているのではなく、一つの彼女の主張として」受け止めるべきとも語った。

 だが「一つだけ残念」なこととして「義務を果たした上で、会見をした上で主張した方が、もっと受け入れてもらえたのではないか」とツイッターではなく、会見で主張すべきだったのでは?との考えを示した。

 「具体的にどういうことがあったのかは、想像するしかない。正しく理解してくれない人に話したくない。つまりそれは何があったんだろうというのはわからないだけに、彼女の口で話してくれた方がいい」ともコメントしていた。

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