高安の不戦勝後にインタビュー 舞の海氏「どうなんでしょう」素朴な疑問も説明に納得
「大相撲夏場所・12日目」(20日、両国国技館)
大関朝乃山(高砂)が休場したことを受け、対戦相手の関脇高安(田子ノ浦)が不戦勝で勝ち越しを決めた。この後、NHKによる生中継では、高安のインタビューが行われた。
生中継でのインタビューは、取組直後の力士の姿や息づかいを見られるのが醍醐味ではあるが、不戦勝ではそうした要素はなくなってしまう。この解説の舞の海秀平氏が「不戦勝でインタビューというのもどうなんでしょうね」と素朴な疑問を口にした。
これに、実況担当のアナウンサーは声をかけた理由について説明。関脇の高安は先場所は小結で10勝しており、今場所の成績いかんでは、来場所に大関復帰がかかる可能性が出てくることを理由に要請したと明かした。
これに舞の海氏も「快く引き受けてくれたんですね」と納得したようだった。