【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は12日、理事会終了後にオンラインで記者会見し、バッハ会長が取りやめた今月中旬の来日計画について「(新型コロナウイルスの)緊急事態宣言が解除された時に協議できればいい」と述べ、6月以降に再調整する見通しを示した。来日目的は、今夏の東京五輪に向けて日本国民に「支援と理解を伝え、連帯を示すため」とした。
東京都と、聖火リレーに合わせて広島県を訪問予定だったとし「宣言の延長で残念ながら延期した」と説明した。理事会では東京五輪について全面的に開催を支持する方針を確認。