陸上・辻沙絵 パラ開催へ心中吐露「遊びではないところは分かって」

 「パラ陸上・READY STEADY TOKYO」(11日、国立競技場)

 無観客で開催され、女子400メートル(上肢障害T47)は16年リオデジャネイロ大会銅メダリストの辻沙絵(日体大教)が1着だった。国内外で厳しい意見が相次ぐ東京五輪・パラリンピック開催については「いろんな意見があるのは当たり前」とした上で、「私も人生を懸けてますし生活も懸かっている。遊びではないところだけは分かっていただけたら」と複雑な心中を吐露した。

 男子400メートル(車いすT52)に出場した伊藤智也(バイエル薬品)は「地球サイズのイベントなので、日本の答えが人類を代表する答えであってほしい」と話す。2種目に出場した山本篤(新日本住設)は、選手へのワクチン優先接種に対し「僕はアトピーがあるので(接種を)決めかねている」と苦い顔だった。

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