東京都墨田区の両国国技館で行われている大相撲夏場所は大規模イベントの人数制限緩和となる12日の4日目から、上限約5千人の観客を入れて実施する。
無観客開催の3日間を終えた11日、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「お客さんがいない中で気持ちを奮い立たせるのは、なかなか難しい面がある。(観客が入ることで)力士たちはありがたいと思うのではないか。応援というのは、やはり力になる」と歓迎した。
国技館の売店では来場者に備え、商品陳列などの準備が進んだ。大関貴景勝は「いい相撲を見せたい。気合が入る」と声援を心待ちにしていた。