平野美宇「五輪で戦いたい」 開催反対の世論強まる中で率直な思い

 卓球女子で東京五輪代表の平野美宇(21)=日本生命=が10日、オンラインで取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大で大会開催に懐疑的な意見が広がっている中、「ずっと夢見てきた舞台なので、東京五輪で戦いたい気持ちが強い」と率直な思いを明かした。

 五輪開催に反対する世論が強まる中、代表に内定した競泳の池江璃花子(ルネサンス)に対し、SNSで「辞退してほしい」などのメッセージが届いていることが明らかになった。同い年で親交もある平野は「色んな意見があるのはわかる」と理解は示しつつ、「(開催可否など)そこまでコントロールできない。まずは自分のできることをして五輪に臨むことが一番。(意見を)あまり意識しすぎないようにしている」とメダル獲得に全力を注ぐ考えを示した。

 3月のカタール・オープンを最後に国際大会がない状況だが、国内の試合にも出ずに2カ月後の本番に臨むことを明言。「実戦がないことは心配してない。練習でここまでやったと自信を持って台につくことが一番大事」とうなずいた。

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