広がる反発 五輪中止求める署名 2日間で20万筆突破 JOC前ではハンストも

 都知事選に3度出馬した元日弁連会長の宇都宮健児氏(74)が、「東京五輪開催中止」を呼び掛けたオンライン署名が、7日13時30分に約2日間で20万筆に達した。

 同署名は署名サイト「Change.org」で5日の正午から実施。宛先には、IOCのトーマス・バッハ会長や、菅義偉首相、小池百合子都知事らの名前が並ぶ。宇都宮氏は「東京オリンピック・パラリンピックの開催中止を求める署名を立ち上げました。新型コロナの感染拡大を鑑み、人々の命や暮らしを危険にさらしてまで開催を強行するべきでなく、一刻も早く開催中止を判断・要請するようIOCとIPC、国、都、組織委に求めます」と、説明している。

 緊急事態宣言が延長される中、残り3カ月を切った東京五輪開催への反発は拡大しており、看護師500人確保要請に端を発した医労連を中心としたツイッターデモ「#看護師の五輪派遣は困ります」は、今日現在で40万件ツイートされている。

 また、この日、JOC前では男性1人によるハンガーストライキが始まった。JOC前では9日に開催反対のデモも予定されている。

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