インド代表、五輪予選を断念 カヌー、感染拡大でタイ入国制限

 新型コロナの感染拡大が深刻なインドのカヌー代表チームがアジア予選出場を断念し、東京五輪出場の可能性が消滅したと、地元メディアが4日、報じた。五輪予選を兼ねたカヌーのアジア選手権が7日までタイのパタヤで実施されているが、入国制限で出場できなかったため。

 報道によると、10人の選手団は大会前10日間の隔離のため4月16日にタイへ渡航予定だったが、インドからの直行便が全てキャンセルに。ドバイ経由での入国も模索したが、五輪出場への最後の機会を失ったとしている。

 一方、アジア予選を主催するアジア連盟によると、3月8日の締め切りまでにインドからエントリーはなかった。

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