ラグビー コカ・コーラ ラグビー部21年末で活動終了 森協会会長「正直さみしい」

 ラグビー・トップチャレンジリーグ(TCL)のコカ・コーラレッドスパークスを運営するコカ・コーラボトラーズジャパンは30日、ラグビー部の活動を2021年末で終了することを発表した。ジャパンラグビートップリーグ(JRTL)に対して退会、および、JRTLが主管し2022年1月に開幕を予定する新リーグへの参入申請取り下げが受理された。

 コカ・コーラレッドスパークスは1966年に創部され、2006年にはトップリーグへの昇格も果たした。今季はTCL3位でTLプレーオフトーナメントに出場。17日の1回戦で三菱重工相模原に17-24で敗れ、今季を終えていた。

 同社は公式サイトで「事業環境の急速な変化の中、当社は中長期的な事業環境の変化に備えて成長基盤の確立を進めており、改革の取り組みを前倒しで実行しています。飲料ビジネスの維持・成長を原則とし、特化するため、あらゆる取り組みの見直しを図っております」と説明。経営面を理由に活動終了を決断した。所属選手の今後については「適切なキャリアサポートを提供してまいります」とした。

 日本ラグビー協会の森重隆会長(69)は「このたびの発表を受け、まずは関係者の皆さまの長年にわたる多大なご尽力に心より感謝し、敬意を表します。地元・福岡で親しまれている人気チームの活動終了のお知らせに、正直とてもさみしい気持ちでおりますが、時代とともに変化する社会状況をしっかりと受け止め、日本ラグビーの発展に向けた環境整備により一層の努力をしてまいります」とコメントした。

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