コロナ陽性で派遣選手を変更 レスリング五輪世界最終予選

 日本レスリング協会は29日、東京五輪世界最終予選(5月6~9日・ソフィア)派遣メンバーの変更を発表し、男子フリースタイル97キロ級は赤熊猶弥(自衛隊)から山口剛(新日本プロレス職)に、125キロ級は田中哲矢から山本泰輝(ともに自衛隊)に代わった。

 日本協会は「選手のコンディションを見た上での変更」とするが、関係者によると、赤熊と田中は4月にカザフスタンで行われた五輪アジア予選から帰国した際の検査で、新型コロナウイルスの陽性反応を示した。

 最終予選に出る山口と山本が2位以内に入って五輪出場枠を獲得の場合、赤熊、田中とプレーオフを実施。勝者が五輪代表となる。

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