東京都の小池百合子知事(68)は28日、この日行われた東京五輪・パラリンピックに向けての5者協議後に都庁で取材に応じ、丸川氏から大会中の医療体制の具体案が示されていないと苦言を呈されたことについて意に介さず「医療体制を完備していくことは必要なこと。(協議では)対策の現状やワクチンが都内でどの程度接種できるかの見通しについて話した」と淡々と報告した。
観客上限の先送りについては「ゴールデンウイークにコロナを抑え込んでいくことが大事。その上で6月に判断することは適切。変異株を見定めることも必要」と述べた。