朝乃山、正代が夏場所の心境語る 3日目まで無観客

 夏場所に向けた稽古をする朝乃山(奥右)=27日、東京都墨田区の高砂部屋(日本相撲協会提供)
 夏場所に向けて稽古する正代(右)=27日、東京都墨田区の時津風部屋(日本相撲協会提供)
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 大相撲の朝乃山、正代の両大関が27日、報道陣の電話取材に応じ、新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府の緊急事態宣言により、3日目まで無観客開催となった夏場所(5月9日初日・両国国技館)について心境を語った。

 朝乃山は史上初の無観客開催だった昨年春場所では関脇で11勝を挙げ、場所後に大関昇進を決めた。「寂しかったし、勝っても負けても拍手がなかった。改めてお客さんが大事だなと思った」と当時を振り返った。

 正代は「残念」と率直に話しつつ「場所を開いていただけるだけでも、とてもありがたい。開催されることをポジティブに考えていけたら」と謙虚な反応を見せた。

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