東莉央、晟良が初の姉妹選出 フェンシング五輪代表21人発表

 東晟良(日本フェンシング協会提供)
 東莉央(日本フェンシング協会提供)
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 日本フェンシング協会は25日、オンラインで会見を行い、東京五輪の日本代表を発表した。団体の補欠を含む21人が選出され、男子エペで元世界ランキング1位の見延和靖(33)=ネクサス=や、女子エペで12年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪代表の佐藤希望(34)=大垣共立銀行=らが名を連ねた。

 女子フルーレでは東莉央(22)=明治安田生命(写真上)、東晟良(21)=日体大(同下)=がフェンシング界初の姉妹での五輪代表入りを決めた。妹の晟良は「姉と一緒にオリンピックに出場することができるなんて信じられない」と喜びをコメント。姉の莉央も「妹と共にオリンピック出場が決まり、家族へ良い報告ができる。本番では一試合でも多く戦えるよう、全力を尽くせるようこれからもさらに頑張ります」と気合は十分だ。

 日本代表の青木雄介監督も「姉妹の絆が、チームがピンチに陥ったときに、チーム全体に大きな力を生み出してくれるんじゃないかな」と期待を寄せる。今夏、五輪の舞台で姉妹の力を見せつける。

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