“絶対に失敗しない男”のはずが…萱和磨「1000回に1回のミス」で全日本連覇逃す

つり輪で華麗な演技を見せる萱和磨(撮影・堀内翔)
鉄棒で力強い演技を見せる萱和磨(撮影・堀内翔)
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 「体操・全日本選手権」(18日、高崎アリーナ)

 東京五輪選考会を兼ねて男子決勝が行われ、予選3位で2連覇を狙った萱和磨(24)=セントラルスポーツ=は予選との合計得点が172・728点で3位だった。予選7位の橋本大輝(順大)は173・365点で初優勝。谷川航(セントラルスポーツ)が172・728点で2位だった。

 “絶対に失敗しない男”がまさかのミスもあり、連覇を逃した。最終種目の鉄棒、序盤の離れ技で左手が離れてバランスを崩し、13・400点。「1000回に1回のミスが出た」と苦い顔で、「自分はミスをしないのが売り。このミスは2度と忘れない、そういう気持ち」と振り返った。

 東京五輪団体代表の4枠中2枠は、今大会と5月のNHK杯(長野市ビッグハット)の合計得点の上位2人に決まる。「(五輪は)金メダルを見てるので、こんな所で終わってたまるかという気持ちがある。あと3週間、もう一度気を引き締めて頑張りたい」と、再起を誓った。

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