自己ベスト更新!三浦璃来、木原龍一組がSP3位の好発進 フィギュア世界国別対抗戦

ペアSPの演技を終え、拍手に応える三浦(左)、木原組=丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
演技する三浦(上)、木原組=丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
演技する三浦(左)、木原組=丸善インテックアリーナ大阪(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(16日、丸善インテックアリーナ大阪)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、日本の三浦璃来(19)、木原龍一(28)組=木下グループ=は自己ベスト更新となる65・82点でSP3位につけた。キスアンドクライでは、そろってバンザイを繰り返して喜びを表現した。

 2人が同時に跳ぶソロジャンプの3回転トーループでは三浦が転倒したが、スロージャンプは成功。男性が女性を頭上に投げて受けとめるリフトやスピンなどは最高のレベル4を獲得した。

 3月の世界選手権(ストックホルム)では総合10位に入り、北京五輪の日本のペア1枠も確保した。その後は拠点のカナダには戻らず、国内で調整。木原は「コーチが日本に来ることができずリモートのレッスンだった。しっかり指示をいただけたのと、普段から言われていることが実行できたのがよかった」と言い、三浦も「毎日毎日すごくハードな練習をしていた。この形で終われてよかった」と結果につなげた。

 日本チームの主将も務める木原は、応援でも仲間をけん引している。日本の観客の前で滑るのは19年12月の全日本選手権以来で「応援していただけるありがたさを実感した」と感謝。三浦は17日のフリーへ向けて「チームジャパンの力になれるように頑張りたい」と奮起した。

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