リオ五輪銅メダルの荒井広宙「優勝するしか道はない」五輪代表ラスト1枠取りに行く

 50キロ競歩大会の会見をする(左から)荒井広宙、小林快、丸尾知司、勝木隼人、野田明宏=輪島市内(撮影・佐々木彰尚)
 会見する荒井広宙=輪島市内(撮影・佐々木彰尚)
 50キロ競歩大会を前に、こぶしを握る(左から)荒井広宙、小林快、丸尾知司、勝木隼人、野田明宏=輪島市内(撮影・佐々木彰尚)
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 競歩の東京五輪男子50キロ代表選考会を兼ねた日本選手権50キロ(11日、石川県輪島市・日本陸連公認コース)に出場する有力選手が10日、石川県輪島市内で前日会見を行った。東京五輪代表ラスト1枠を狙う16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの荒井広宙(32)=富士通=は「今やれることは十分やってこられた。優勝するしか五輪への道はないので、優勝を目標に頑張っていきたい」と2大会連続の五輪出場へ向けて意気込みを語った。

 昨年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。その後もコロナ禍によりこの1年は50キロの大会が開催されなかった。自身の故障の影響もあり、19年の同大会以来2年ぶりの50キロレースに臨むことになるが「不安は特に感じていない」と荒井。3時間を超える過酷なレースとなるが「まずは自分自身と向き合って50キロを歩ききるのが大切」とし、「今までのトレーニングの成果を(スタートの)7時半から確認しに行く」と自信をにじませた。

 男子50キロ代表には鈴木雄介(富士通)と川野将虎(旭化成)がすでに内定しており、今大会で派遣設定記録(3時間45分0秒)を上回った最上位の選手が3人目の代表に内定する。

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