ロシア女子が30年ぶり表彰台独占 シェルバコワ初V 2位は24歳トゥクタミシェワ
「フィギュアスケート・世界選手権」(26日、ストックホルム)
女子フリーが日本時間27日早朝から行われ、ロシア連盟所属の出場3選手が表彰台を独占した。表彰台独占は1991年大会の米国以来30年ぶりの快挙。
ショートプログラム(SP)首位発進のアンナ・シェルバコワ(16)が、152・17点、合計233・17点で初優勝を果たした。
15年世界女王でSP3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(24)はフリー141・60点、合計220・46点で2位。
3位のアレクサンドラ・トルソワ(16)は4種5本の4回転に挑み、フリー1位の152・38点でSP12位から巻き返し、合計217・20点とした。
初優勝のシェルバコワは、冒頭の4回転フリップの転倒もあり「正直演技後は満足していなかった」としながらも「優勝は目標だったのでうれしい」。
24歳で6年ぶりに表彰台に立ったトゥクタミシェワは「信じられないほどだけれど、とてもうれしい」とした。和のプログラムを舞ったフリーの衣装の背中には「愛」の漢字が入っていた。