羽生結弦「内村さんがH難度を決めたのも刺激になった」【一問一答】

 羽生結弦
 演技を終え得点を待つ羽生結弦(AP=共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(25日、ストックホルム)

 男子ショートプログラムは、4年ぶりの王座奪還を目指す羽生結弦(26)=ANA=が106・98点で首位発進した。男子フリーは27日に行われる。

 ◇  ◇

 -納得の演技か。

 「もっとよくできた所は多々あるけど、曲自体が持つエナジーや振り付けは出し切れた」

 -一人での練習は。

 「大変だったけど、逆に一人で練習しているからこそ曲かけの自由が利いたり、いろんなことを考えた。トレーニングや器械体操、陸上の理論など。いろんなものを取り入れてトレーニングにつなげられたので、ある意味よかったのかな」

 -器械体操とリンクする部分もある。

 「以前、体操の内村(航平)さんや白井(健三)さんとお話しさせていただいた時、フィギュアのジャンプの回転の仕方を参考にしていると聞いた。今回(20年12月に全日本選手権で)内村さんが(鉄棒で)H難度のもの(=ブレトシュナイダー)を決めたのも刺激になった。4回転半はかなりの大きな壁。どう回転数を増やすのか、ジャンプの高さや滞空時間を延ばすのか考えた」

 -コーチ不在での練習に慣れてきたのか。

 「全日本の前並みにへこんだこともあったし、つらい気持ちもあった。来る直前と2月に地震があって、結構家の中もぐちゃぐちゃになっていたので、気持ちの上でのつらいこともあった。でも、元気にこのプログラムも滑れたので。大変だったけど、その日々があったからこその今。4回転半を跳びきれなかったのが1番つらかったけど、そのおかげで筋力がついた。全日本前よりステップアップしていると思う」

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