走り幅跳び・橋岡優輝が22年ぶり室内日本新でV ファウル連発には「やってしまった」

室内日本新記録を樹立した橋岡優輝=大阪城ホール(撮影・高部洋祐)
跳躍する橋岡優輝=大阪城ホール(撮影・高部洋祐)
室内日本新記録をマークし、ガッツポーズを決める橋岡優輝=大阪城ホール(撮影・高部洋祐)
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 「陸上・日本室内選手権」(18日、大阪城ホール)

 男子走り幅跳び決勝が行われ、19年世界選手権(ドーハ)8位の橋岡優輝(22)=日大=が、師事する森長正樹コーチの8メートル07の室内日本記録を22年ぶりに更新する8メートル19で優勝した。

 4本目までファウルを出し続け苦しんだが、5本目でいきなりの日本新記録だった。「まずは(ファウルでないことを示す)白旗があがったことに本当に安堵(あんど)しました」。記録を確認すると、両手でガッツポーズをして喜んだ。

 橋岡は5本目以外は全てファウル。通常の大会なら敗退となる1本目からの3連続ファウルを「競技人生で初めて」と苦笑いし、「日本選手権でやってしまったので、『わー、やってしまった』とメンタルに少しきました」と肩を落とした。

 学生最後の試合で、森長コーチの日本記録を更新した。「恩師の先生の記録を目標にやっていた。何とかクリアすることができて良かったです」。今年は「まずは8メートル40の(屋外の)日本記録更新を目標に、五輪のメダル獲得を目指して頑張りたい」と力強く語った。

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