最弱力士、善戦及ばず 勝南桜が86連敗 自身の持つ史上ワースト89連敗まであと3

 大翔洸(手前)相手に善戦する勝南桜(撮影・園田高夫)
 大翔洸に対する勝南桜(右)=撮影・園田高夫
 四股をふむ勝南桜(撮影・園田高夫)
3枚

 「大相撲春場所・5日目」(18日、両国国技館)

 史上ワースト89連敗記録を持つ“最弱力士”東序ノ口24枚目の勝南桜聡太(しょうなんざくら・そうた)=22、式秀=が善戦はしたが大翔洸(追手風)に寄り切られ、3連敗。連敗は86まで伸びた。

 右差しで組み止め、寄って出た。攻め続けながらあと一歩、決め手がない。巻き替えられると、上体が起き逆転負け。19年初場所以来の白星を逃した。

 先場所、服部桜太志(はっとりざくら・ふとし)から改名。神奈川県茅ケ崎市出身で「地元の名前を入れたかったので『湘南』を入れた」と言う。下の名前は将棋界を席巻するスター、藤井聡太2冠から名付けた。

 先場所は8連敗。これで改名後は11連敗となり勝利は遠い。15年九州場所の序ノ口から、これで通算3勝220敗1休。まずは89連敗の更新阻止を目指す。

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