フェンシング日本代表3選手が新型コロナ陽性 W杯出場後の帰国前検査で確認

 日本フェンシング協会は15日、ブダペストで行われていた男女サーブルのW杯に出場していた日本代表選手3人が帰国時の現地での新型コロナウイルス感染を確認する検査で陽性反応が確認されたと発表した。

 陽性となった3人の名前や性別は公表していないが、1人は無症状、1人には頭痛や倦怠(けんたい)感、1人には軽い発熱症状がみられているという。3人は現地の別の宿泊施設にて隔離され、現地医療スタッフにより経過観察の措置が取られている。検査陰性あるいは症状の回復後に帰国の手続きが行われる予定とした。

 陰性だった他の選手、スタッフ計21人は帰国の途に就いており、帰国後は自宅またはホテルで14日間待機する。

 同大会は選手や関係者の外部との接触を遮断する「バブル・システム」が採用されており、感染経路は不明。コロナ禍により、約1年ぶりに国際大会が再開されたばかりだった。

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