五輪2大会連続出場狙う大石・冨田組 アジア予選代表に内定「ほっとしている」

ガッツポーズで意気込むと大石綾美(右)と冨田千愛=埼玉・戸田漕艇場
AO予選代表に内定した大石綾美(左)と冨田千愛=埼玉・戸田漕艇場
ゴール後に握手をする大石綾美(左)と冨田千愛=埼玉・戸田漕艇場
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 「ボート・軽量級ダブルスカル決定トライアルレース」(3日、戸田漕艇場)

 女子は16年リオデジャネイロ五輪代表の大石綾美(29)=アイリスオーヤマ、冨田千愛(27)=関西電力=組が勝利し、5月の東京五輪代表権が懸かるアジア・オセアニア(AO)予選の代表に内定した。この日は男女ともに2月末のシングルスカル評価レースの上位2人と下位2人がペアを組んだ。

 強風でスタートが遅れたが、2人はスタートから飛び出すと、そのままスピードに乗ってゴール。2大会連続の五輪出場に一歩近づき笑顔で握手を交わした。

 レースを終え大石は「ほっとしている気持ちが一番」と安堵(あんど)の表情。それでも「すぐアジアオセアニアの大陸予選があるので、そこに向かって冨田と突き詰めていこうと話している」とすでに先を見据える。

 リオ五輪に続く2大会連続出場を目指し、冨田は「4年間で成長した2人でさらに前よりもいいスピードを出して、世界の舞台でどれだけ戦えるか、まずはアジア・オセアニア予選で五輪の枠を取りたい」と意気込んだ。

 男子はシングルスカル評価レース3、4位の西村光生(アイリスオーヤマ)、古田直輝(NTT東日本)組が同1、2位だった宮浦真之(NTT東日本)、武田匡弘(関西電力)組に勝利した。この結果、4日、5日にペアを変えてレースを行い、この日を含む3本の合計タイムが速い上位2人が代表に内定する。

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