リーチ・マイケル「準備面は前回大会と同じ」23年W杯日程発表 日程改善にも前向き

 ラグビー日本代表フランカーのリーチ・マイケル主将(32)が27日、トップリーグ・クボタ戦後に会見した。26日に2023年W杯フランス大会の試合日程が発表されたが「2大会連続で、2試合目が非常に大きな試合がある。準備面は前回大会と同じ、1試合目がとても大事。2試合目も大事。まずは1試合目に勝つことが大事ですね」と2試合目を重視しつつ、前回大会同様1戦必勝の覚悟で臨む思いを訴えた。

 世界ランキング10位で日本代表の1次リーグの日程は次の通り。※()内の数字は世界ランキング。

 第1戦 9月10日 米大陸第2代表

 第2戦 9月17日 イングランド(3)

 第3戦 9月28日 オセアニア第1代表

 第4戦 10月8日 アルゼンチン(9)

 (各組2位までが決勝トーナメントに進出)

 史上初めてベスト8に進出した19年日本大会は初戦でロシアに勝利。第2戦で、当時世界ランキング2位で1次リーグ最強のアイルランドを下した。ランク下位と初戦を戦い、強豪と戦う-。19年と同じ並びであることを強調した。

 大会はラグビー生誕200周年を記念する9月8日に開幕し、10月28日に決勝戦を開催。選手の健康安全面、さらに各チーム間の不公平感をなくすため、1次リーグの期間を従来より1週間延長し、史上初めて全チームが最短5日間の休養日を確保できるようにした。

 日本は19年大会はホスト国として開幕戦に出場。最短でも中6日の日程で戦うことができた。一方、15年大会は南アフリカ戦で劇的な勝利を挙げたあと、中3日でスコットランドと対戦し大敗している。

 リーチ主将は日程改善について「すごくいいことだと思います。やっとフェアな状況で戦える。2015年は南アフリカとやって3日後にスコットランド。勝つことは非常に難しかった。フェアな状況で戦えるのはいろんなチームに勝つチャンスが出る。サモア、トンガ、フィジーもフレッシュな状態で戦えるのは楽しみです」と話した。

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