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時津風親方を退職勧告処分 名門また師匠交代 初場所中にマージャン、風俗店

 日本相撲協会は22日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、1月の初場所中、マージャン店に通うなど、協会の定める新型コロナウイルス感染予防ガイドライン違反を繰り返した時津風親方(47)=元幕内時津海=の処分を協議し、退職勧告を決議した。同親方はすでに退職届を提出している。退職金の30パーセント減額も決まった。

 コンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)の調査では初場所中、マージャン店のみならず、風俗店、マッサージ店への出入りも発覚。同親方は昨年の秋場所前に宮城県に旅行し、ゴルフコンペに参加。2階級降格処分を受けており、今回、累積で重い処分は避けられなかった。

 部屋は部屋付きの間垣親方(35)=元幕内土佐豊=が新師匠・17代時津風として受け継ぐことも決まった。同親方は高知県出身。東農大出身で時津風親方の後輩、部屋の大関正代、幕内豊山の先輩となる。2016年にタレントでマジシャンの小泉エリと結婚した。

 退職となった時津風親方は長崎県福江市(現五島市)出身。1996年春場所、幕下付け出しで初土俵を踏んだ。1998年秋場所で新入幕を果たし、技能賞4回。最高位は東前頭3枚目。

 2007年、時津風部屋力士暴行死事件により、解雇された先代師匠・15代時津風親方(元小結双津竜)の後継となるべく、突如、引退。16代時津風を襲名し、部屋を立て直してきた。

 ただ10年、野球賭博問題に関わり、1階級降格処分。さらに11年、八百長問題に関与した弟子の監督責任を問われ、処分を受けた。

 時津風部屋は前人未到、69連勝の記録を持ち「角聖」と呼ばれた大横綱双葉山が源流で現在も「双葉山相撲道場」の看板が掲げられている。角界屈指の名門が、また不本意な形での師匠交代劇となった。

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