東京五輪・パラリンピック組織委員会が、森喜朗会長の辞任表明を受け、後任候補を選考する検討委員会の初会合を16日に開く方針であることが15日、分かった。今週中にも候補者を絞り込む方向で作業を進める。
検討委は御手洗冨士夫名誉会長が委員長を務め、8人のメンバーで構成する予定。関係者によると、最初の会合で選考の基準を設け、次の会合でメンバーを推薦する流れを想定している。理事会での決議を経て新会長を正式決定する。
関係者によると、後任の会長候補には夏季、冬季の五輪出場経験を持つ橋本聖子五輪相らが浮上している。