ロコ・ソラーレが全勝で決勝へ 藤沢「我慢して戦えた」 北京五輪切符“王手”

 「カーリング・日本選手権」(13日、稚内市みどりスポーツパーク)

 女子プレーオフが行われ、1次リーグ1位のロコ・ソラーレが、同2位の北海道銀行に9-4で勝利し、14日の決勝進出を決めた。ロコ・ソラーレは連覇を達成すれば、日本が22年北京五輪出場枠を獲得した場合、代表に決定する。北海道銀行は13日午後に行われる準決勝にまわる。

 1次リーグから7戦負けなしで決勝進出を決めたロコ・ソラーレのスキップ藤沢五月は「いい形で試合ができている。北海道銀行さんもプレッシャーを掛けてきたけど、我慢して、戦えた」と、笑顔で振り返った。この日は前半、氷の状態をよむアイスリーディングに手間取った。「今までのアイスと違っていて、ちょっと混乱していた」。ただ、スイーパーの奮闘もあり、序盤にリードを奪うと、中盤に追いつかれたが、最後はしっかりと氷を読み切った。相手のミスを突いて、第8エンド、第9エンドと不利な先攻で得点を奪う“スチール”を決め、突き放した。横綱相撲だった。

 これで北京五輪切符に“王手”。藤沢は「決勝の相手がどこであっても、良い試合になると思う。自信を持って、集中力を切らさずに、戦いたい」と、意気込んだ。

 今大会は22年北京五輪代表につながる大会で、昨年優勝しているロコ・ソラーレが連覇すれば、日本が五輪枠を獲得した時の代表に決まる。ロコ・ソラーレ以外のチームが優勝した場合は、あらためて優勝チームと、ロコ・ソラーレによる代表決定戦が行われる。

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