スピードスケート 高木美北京五輪へ「いい歩みを」 全日本選抜長野大会、11日開幕

 スピードスケートで11日開幕の全日本選抜競技会長野大会(長野市・エムウエーブ)に出場する、2018年平昌五輪で3つのメダルを獲得した高木美帆(26)=日体大職=が10日、前日会見を行った。高木は「自分がやろうとしていることをしっかりとやりきることを1つの目標として、北京(五輪)に向けていい歩みを持っていけるようにしたい」と意気込んだ。

 今季は新型コロナウイルスの影響で国際大会に出場できず、国内での試合が続く。そのため、今大会は「世界距離別選手権(11~14日、オランダ)と同じ時期の大会で、しっかり照準を合わせて滑りきることが世界大会に出られなくても、来年に備えるためにできることの1つ。そういう大事な大会」と位置づけ。「自分のできることと、しなければいけないこと、したいことをやりきりたい」と異例の五輪プレシーズンも工夫しながら強化を図る。

 また、今大会では平昌五輪で金メダルを獲得した団体追い抜きにも出場する。今季は国際大会に出場できていないため、「やる機会もすごい少ないので、大事にしたい」と高木美。「ただ経験を積むだけじゃなくて、勝負にいくレースにしたい」と語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス