19歳の佐藤翔馬 男子平泳ぎ2冠 日本記録は「20代にとっておこうかな」

男子200メートル平泳ぎ決勝 インタビューを終えてスタンドに手を振る佐藤翔馬(撮影・堀内翔)
男子200メートル平泳ぎ決勝で優勝した佐藤翔馬。左は渡辺一平(撮影・堀内翔)
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 「競泳・ジャパンオープン」(7日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、100メートルを制した19歳の佐藤翔馬(東京SC)が五輪の派遣記録を切る2分6秒74の自己ベストで2冠を達成した。隣レーンで泳いだ渡辺一平(トヨタ自動車)が持つ日本記録の2分6秒67まで0秒07に迫る好タイムだった。

 前半で2位についた佐藤は100メートルの折り返しでギアアップ。「100メートルをターンした後から(スピードを)あげていく計画だった」とプラン通りの泳ぎで先頭を泳いでいた渡辺を抜き、逃げ切った。

 8日の誕生日で20歳になる佐藤は10代最後の日を勝利で飾ったが、1月末の北島康介杯に続き日本新にはわずかに届かず。それでも、2試合連続で自己ベストを更新するなど、好調さが目立つ。佐藤は「10代最後で日本新を出して締めくくれたら良いなと思っていたけど、20代にとっておこうかな」と笑いながら、「20歳になってもしっかりと10代と変わらない勢いで頑張っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

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