秋田スキー国体が中止決定 新型コロナで選手安全確保厳しく…受け入れ可能病床2床
日本スポーツ協会(JSPO)は1日、臨時国体委員会を開催し、秋田県鹿角市で18日から開催予定だった国体冬季大会のスキー競技を新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止することを決定した。
秋田県では18日に感染警戒レベルが3に引き上げられた。会場での3密回避や、個室の宿泊確保が難しいこと、また鹿角市の受け入れ可能病床が2床、最大確保想定でも6床しかなく、病床に限りがあり、「全国からこられる皆さんの安全が担保できない」と、文科省などに中止を申し入れていた。
21年の冬季国体はスケートやアイスホッケーなどが1月に愛知と岐阜で開催された。スキーは秋田県鹿角で開催予定だった。