鍵山優真が圧勝初V!冒頭4回転きれいに決めリズム乗る 新ジャンプ習得へ意欲も

 「フィギュアスケート・全国高校総体」(23日、ビッグハット)

 フィギュアスケートは男子フリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で首位に立った鍵山優真(17)=星槎国際高横浜=が173・16点をマークし、合計262・07点で初優勝を果たした。前回大会優勝の佐藤駿(埼玉栄高)は245・81点で2位だった。

 勢いのある17歳が、力強い演技を見せた。初出場の高校選手権で2021年初勝利を挙げた鍵山は「優勝できたのは素直にうれしい」と喜んだ。

 冒頭の4回転サルコーをきれいに決めるとリズムに乗り、7本中6本のジャンプを着氷。後半の3回転ルッツで転倒し「後半ちょっと疲れてミスが出た。悔しい」と反省点も口にしたが、SP、フリーともに首位を譲らず圧勝した。

 今季は全日本選手権で3位に食い込み、世界選手権(3月、ストックホルム)代表に初選出されるなど結果を残している。21年は「新たな技や挑戦がたくさん増えてくる。4回転を1種類増やしたい」と、新ジャンプ習得によるレベルアップを誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス