正代、またも薄氷の白星で2敗死守…前日は快勝も 大栄翔も優勝争い並走

 隆の勝(右端)をはたき込みで破った正代=両国国技館(撮影・堀内翔)
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 「大相撲初場所・13日目」(22日、両国国技館)

 大関正代(時津風)が、かろうじて関脇隆の勝(常盤山)を退け2敗で残った。大栄翔(追手風)も2敗を守り2人が優勝争いで並走している。

 隆の勝を押していった正代だったが、呼び込んでしまい、一転劣勢に。土俵際で回り込みながらのはたき込みを放った。物言いがつき、協議の結果、正代の右足が残っていることが確認され、11勝目を手にした。

 終盤戦に入り、正代は冷や汗ものの白星が増えている。10日目の遠藤戦は、自身も大きく体勢を崩しながらの突き落とし。11日目は隠岐の海と当たり、取り直しの末に相手の勇み足で白星を拾った。12日目は竜電を圧倒していたが、この日は再び紙一重の勝敗となった。

 2敗の大栄翔(追手風)は竜電(高田川)を一方的に押し出して11勝目。

 元大関の関脇照ノ富士(伊勢ケ浜)は相手の腕をきめてからの押しで遠藤(追手風)を退け9勝目を挙げた。

 大関朝乃山(高砂)は隠岐の海(八角)を上手投げで転がし9勝目。小結の御嶽海(出羽海)、高安(田子ノ浦)はともに勝ち越しを決めた。

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