橋本聖子五輪相 五輪“再延期説”否定「開催に向けて全力を尽くす」

 橋本聖子五輪相(56)は22日、閣議後の定例会見を行った。今夏の東京五輪の、“再延期説”について、「森会長からも、バッハ会長からもそういったことは言われておりません。政府としては、開催に向けて全力を尽くす」と否定した。

 「開催についてさまざまな意見があることを承知しています」とした上で、「この困難な状況でも国内外では感染対策を講じた上でさまざまなスポーツ大会が開催されています」と説明。「活躍するアスリートの姿に励まされたという声も通じて、スポーツの持つ力を改めて実感しております。東京大会の成功を通じて、世界の団結を示して世界中に希望と勇気をお届けするとともに、世界のさまざまな課題解決ができるように、準備をして参りたい」と力を込めた。

 一方で、「英国・タイムズ紙が『日本政府が五輪を中止せざるをえないと結論付けた』と報道したが」との質問には、「そういう報道があったことは承知しておりません」と話す場面もあった。

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