大阪国際女子マラソンは周回コースで実施 沿道対策難しく「リスク可能な限り排除」

 日本陸連などは21日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、31日の大阪国際女子マラソンについて、大阪市長居公園内を約15周(1周2・8キロ)する周回コースで実施することを発表した。周回コースでの実施は大会史上初。コースは国際陸連の承認を得ており、記録は公認される。

 日本陸連など大会主催者は「御堂筋をはじめとする沿道の大規模な交通規制が密集や密接といった感染リスクの拡大を誘発する可能性があります。府民の皆さま、そして沿道に立つ予定だった2000人を超えるボランティアの方々の安全を確保するために、さらなる策を講じる必要があると判断した」と、説明した。公道を使用するロードレースにおいて沿道対策は難しく、1月2、3日の箱根駅伝では2日間で15万人。人が密集する地点もあり、大きな議論を呼んだ。

 また、出場者には事前のPCR検査が義務づけられた。同大会には東京五輪女子マラソン代表の一山麻緒(ワコール)、前田穂南(天満屋)が出場を予定している。

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