山名里奈が初の総合優勝「狙っていた」「自信を持ってできた」ショートトラック

 「スピードスケート・ショートトラック・全日本選手権」(17日、帝産アイススケートトレーニングセンター)

 女子2種目が行われ、山名里奈(21)=山梨学院大=が1000メートルで1位、3000メートルで2位に入り、初の総合優勝を果たした。山名は「昨日のいい流れを崩さずにその勢いのまま自信を持っていいレースができた。総合優勝という形で終わることができてうれしい」と笑顔を見せた。

 前日の2種目を終え前半を総合トップで折り返した山名は、後半1種目めの1000メートルで1位となり「結果を出さなければ総合優勝ができないので、最初は緊張していたけど自分のレースができた」とゴール後に何度もガッツポーズ。総合2位、3位とのポイント差を広げた。

 3000メートルは、14年ソチ五輪代表の菊池萌水(KHネオケム)の前に出ることができず2位となり「優勝を狙っていたので悔しい」と話しつつも「総合優勝というところを狙っていけた」と振り返った。

 初の優勝カップを手にし「重いなと思った」とにっこり。「次の1番大きい目標は来シーズン、オリンピックイヤーなので結果を出してオリンピックの舞台を勝ち取ること」とさらなる飛躍を誓った。

 前日の500メートルと3000メートルで2冠を果たした菊池は総合2位だった。

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