卓球・木原美悠がジュニアでまさかの初戦敗退、一昨年シニア準優勝

 「卓球・全日本選手権」(12日、丸善インテックアリーナ大阪)

 一昨年にシニア女子で準優勝した木原美悠(16)=エリートアカデミー=が、ジュニア女子でまさかの初戦敗退を喫した。シードで3回戦から登場。同じ高校1年の山脇ゆき(白子高)に第1ゲームを11-6で制した。しかし、第2ゲームを9-11で落とすと、第3ゲームも7-11、第4ゲームは10-12と粘りきれず、1-3で敗れた。

 「悔しいというより後悔の方が大きい。緊張していて足が動かず、自分の思ったプレーができなかった」と木原。一昨年は準優勝、昨年は8強とシニアで結果を残してきた。しかし、挑戦者として臨めるシニアと違い、ジュニアでは優勝候補として相手を迎え撃つ立場にある。それだけに「プレッシャーがあって緊張して足が動かなかった。相手に向かっていけなかった」と率直に語った。

 試合は、相手が「2ゲーム目から(木原の)フォアを攻めてきて、試合の中で攻略されたかなと思う」と分析。自身の武器のフォアハンドも生かせなかった。「今すぐ気持ちを切り替えて、(シニア初戦の)15日から相手に思い切って向かっていく気持ちでいきたい」。金の卵が、大きな壁を乗り越えようとしている。

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