羽生結弦、世界選手権へ自分が「どう進化」を重視 ネーサンの動向“気になる”も

 フィギュアスケートの羽生結弦(ANA)が27日、今季初めての海外選手との試合となる世界選手権(3月、スウェーデン・ストックホルム)へ向けた心境を語った。ライバルとなるネーサン・チェン(米国)の名も口にしながらも、まずは自分自身のプログラムの進化についてフォーカスしていくと語った。

 代表決定を受けた記者会見で、世界で気になる選手などについての質問に、今季の特異性を挙げながら回答した。「一緒に戦ってみないと実際、分からないというのが正直なところです。ある一定のフィギュアスケートのルールっていうのはある程度の基準はありますけど、実際戦ってみないと、その場の空気感とか、その場のリンク、点数の出方、もちろん基準が違ったりしているので、その場にいないと分からないところは、単純に比較はできないとは思っています」。今回の全日本選手権での得点もISU(国際スケート連盟)公認記録にはならないことから、「そこを単純に比較して自分自身が今勝ってるとか、自分自身がこの順位を目指したいとか、そういう気持ちは今、取りあえずはないです」と断言した。

 「もちろんネーサン選手の動向は、もちろん気になっています」とライバルの名を挙げた上で、「ただ、僕自身がやること、僕自身がレベルアップしていきたいことはそれだけじゃなくて、4回転アクセルだったり、そもそもこのプログラム自体をどういうふうに進化させていくのか、深めていくのかということも大切なので。まずはそこが一番大事かというふうに思っています」と自分自身にフォーカスを当てていくとした。

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