佐藤駿 大技回避で「余裕を持ってできた」フリーへ「ノーミスの演技できたら」

 男子SP、演技をする佐藤駿(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、ビッグハット)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、19年ジュニアGPファイナル王者の佐藤駿(16)=フジ・コーポレーション=は83・31点だった。

 佐藤は冒頭で4回転トーループを流れるように着氷。続く3回転ルッツ-3回転トーループは着氷が乱れたが、最後のトリプルアクセルは決めた。

 これまで佐藤は大技4回転ルッツにこだわりを持って戦ってきたが「ルッツを3(回転)3(回転)にすると決めて、気持ちの面で余裕を持って6分間(練習)ができた」と説明。回避の理由は「6分間(練習)の使い方がまだ、4回転2本できるまで実力が到っていないので」とした。

 26日のフリーへ向けては「今季フリーがあまり上手くいっていないので、ノーミスの演技ができたら」と話した。

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