卓球・張本智和、年内最終戦白星「ホッとした」 腰痛から復調気配、五輪へ気合十分
「卓球・Tリーグ」(23日)
東京五輪代表の張本智和(17)を擁する2位の東京は、張本が第2試合で上田仁に3-0でストレート勝ちするなど、4-0の快勝で5勝目(5敗)を挙げた。張本は今季3試合目の出場で自身初勝利。年内最終戦を白星で締めくくり、「(コロナ禍で)誰もが想像しない1年。最後まで波に乗れなかったが、ツアー優勝1回、W杯3位と大事なところは締められた」と総括し、「来年は大事なところ以外も勝ち抜ける1年にしたい」と抱負を語った。
張本は11月の海外遠征後に腰痛を発症。練習できない時期もあり今季0勝2敗と精彩を欠いていたが、ようやく本領を発揮し「勝ってホッとした」。次戦の全日本選手権(1月、大阪)に向けて「プラスになる」と復調に手応えを示した。
また、2度延期となっていた世界選手権団体戦(韓国)の中止が決定。「悔しいが、しょうがない。五輪に悔しい気持ちをぶつけられるように」と気合を来夏へ“キャリーオーバー”する。