ロシアが東京&北京五輪除外に、個人資格での出場はOK ドーピング組織的不正利用で

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は17日、世界反ドーピング機関(WADA)がロシアの組織的な不正を認定した処分を巡り、同国選手団を東京五輪・パラリンピックや22年北京五輪から除外する裁定を発表した。違反歴や疑惑がない選手のみ個人資格での出場を認める。国旗や国歌の使用は禁じるが、2019年12月に出された当初4年間の処分期間は、現時点から22年12月16日までの2年間に短縮した。

 サッカーの22年W杯カタール大会や各競技の世界選手権も対象とし、これらの主要国際大会開催や招致も禁止した。WADAのバンカ委員長は、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)やロシア当局の不正を指摘した裁定に「勝訴できてうれしい」との声明を出した上で、処分短縮には失望も示した。

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