東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された五輪の聖火リレーについて、延期前と同じ47都道府県の859市区町村を121日間かけて回るルートの概要を発表した。通過する自治体は変わらず、効率的な運営や警備などのため一部で順番を変更した。
聖火リレーは来年3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)をスタートする。組織委は延期前の計画を維持。約1万人のランナーも減らさず、延期で参加できない場合は補欠候補の充当などで調整する。
政府は3密を避けるため、著名人ランナーの参加見送りを検討している。