ハンド女子代表が1年ぶり合宿打ち上げ ウルリック監督評価「以前よりハングリー」

 ハンドボール女子日本代表のウルリック・キルケリー監督(48)が10日、オンラインで取材に応じ、来夏の東京五輪について「選手一同しっかり気持ちがオリンピックに向かっているのでいい大会になると確信している」と語った。女子日本代表は11月24日から12月8日まで、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターにて本年度初の合宿を行っていた。

 新型コロナの影響で代表活動は19年12月の世界選手権(熊本)以来。約1年ぶりの招集に「(1年前と)同じレベルでは今はできないというところで、一歩下がったところからもう一度始めようと話した。テーマは基本に立ち返る。選手たちは非常によくやってくれたと満足している」と手応えを感じている。

 コロナ禍により東京五輪が1年延期となり「3月から7月くらいは非常に厳しい時期だった。ショックを受けている選手も多かった」という。監督自身もすぐには受け止められなかったが「今年が始まった頃にケガをして2020年のオリンピックには難しかった選手がいた。今回の合宿では全員ほぼ問題なくできていたのでその点では延期は良かった」と今ではポジティブに捉えている。

 合宿を終え「どの選手も代表活動に戻ってこられてうれしそうな様子だった。以前より増してハングリー精神を持っている」とチーム状況を明かしたウルリック監督。来夏に迫る東京五輪に向けて「できる準備を全員でしていく。ファンの皆さんの前でプレーできる日を心待ちにしている」と意気込みを語った。

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