渡辺一平200m平でV 好タイムに自信「強化していることは間違っていないんだな」
「競泳・日本選手権」(6日、東京アクアティクスセンター)
男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、前世界記録保持者の渡辺一平(23)=トヨタ自動車=は2分7秒08で優勝した。
100メートルを制した佐藤翔馬(19)=東京SC=は2位だった。
横一線から佐藤と渡辺が飛び出す展開。途中までは世界新記録を切るペースでいき、150メートルをほぼ同時にターンすると、渡辺が前へ出て振り切った。
レース直後のインタビューでは「強化の一環としてこの大会には出場していて、100mから中2日だったんですけど、しっかりと持久力の練習もしつつの、この200mだったので、体はきつかったんですけども。世界一を目指しているので、どんな状況でも負けないという強い気持ちを持って臨みました」と振り返った。
ばててきた時の泳ぎ方、150メートルから175メートルを落ち着いて泳ぐことを強化してきているという渡辺は7秒0台の好タイムに「7秒0までいくとは思っていなかったんですけども。僕が強化していることは間違っていないんだなと自信になりました」と手応えをつかんだ様子だった。