鍵山優真「世界観を最後まで演じられるように」挑戦のプログラム完遂へ NHK杯

公式練習で充実の表情を見せた鍵山優真(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(27日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 男子の公式練習が26日、本番会場で行われ、鍵山優真(17)=星槎国際高横浜=は「会場の雰囲気や氷の感触になじむまでに時間が掛かったけど、いい練習ができた」とうなずいた。

 曲かけでは、今月初旬の東日本選手権で初披露したフリー「アバター」を演じた。ジャンプは1回転や2回転の確認に終始し「(ジャンプを)跳び始めるまでにちょっと時間が掛かっちゃった」と言うが「いつもどおり、気をつけるところを気をつければ跳べると(コーチから)言われたら、安定して跳べるようになった。あまり考えすぎないようにしたい」と受け止めた。

 22年2月の北京五輪を見据え、今季は海外の振付師に振り付けを依頼。SP、フリーともに挑戦のプログラムとなっている。「今までやったことのない動きや表情、音楽のとらえ方とか、すごく難しいけど、楽しい世界観や美しい世界観を最後まで演じられるように頑張りたい」と語った。

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