ラグビー早大が開幕6連勝Vに王手 12・6明大戦で引き分け以上で優勝決定

 「関東大学ラグビー、早大22-11慶大」(23日、秩父宮ラグビー場)

 対抗戦3試合が行われ、早大が慶大を22-11で破り、開幕6連勝とした。全勝の早大と5勝1敗の明大に優勝の可能性があり、12月6日の直接対決で早大が引き分け以上なら、2季ぶりの優勝が決まる。筑波大は青学大に80-15、日体大は立大に23-21で勝利した。

 伝統の一戦に競り勝った。昨季全国王者の早大が全勝を守り、優勝に王手をかけた。相良南海夫監督(51)は「接戦になることは予想していた。早慶戦らしい試合だった」と熱戦を振り返った。

 先制点を許し、序盤は慶大の激しいプレーに苦しんだ。それでもナンバー8丸尾崇真主将(4年)は「強いディフェンスを我慢して続けられた」と気持ちが切れることはなかった。前半21分にSO吉村紘(2年)のチーム初トライで逆転。そこからリズムを取り戻し、堅実に得点を重ねて最後は差をつけた。

 12月6日の明大(5勝1敗)との最終戦で引き分け以上なら優勝が決まる。「力の出し合いになる。自分達から仕掛けたい」と丸尾。攻め抜いて2季ぶり24回目の対抗戦Vをつかみにいく。

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