正代が4日目で早くも初黒星…左足負傷の影響か粘りなく 貴景勝は4連勝守る

突き出しで大栄翔(左)に敗れた正代=両国国技館(撮影・園田高夫)
大栄翔に敗れ、土俵下で左足を気にする正代(撮影・金田祐二)
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 「大相撲11月場所・4日目」(11日、両国国技館)

 新大関正代(時津風)が前頭二枚目の大栄翔(追手風)に一方的に突き出しで敗れ、4日目で早くも土がついた。

 3日目に引き上げる際に左足を引きずる姿を見せていた正代は左足首にテーピングを巻いて土俵に上がった。しかし立ち合いで上体を起こされると、左足の影響もあるのか、粘りも効かず、大栄翔の突き出しに土俵を割った。正代は5日目は前頭二枚目の阿武咲(阿武松)の挑戦を受ける。

 大関貴景勝(千賀ノ浦)は結びの一番で阿武咲を押し出しで下し、全勝を守った。阿武咲の激しい動きに、貴景勝も押しで応戦。タイミングの良いいなしから、一気に押し出した。5日目は大栄翔と対戦する。

 2横綱に加え、初日に右肩を痛めた大関朝乃山(高砂)が「右肩三角筋挫傷」の診断で3日目から初の休場となった。今場所の上位陣は正代と貴景勝の2大関だけとなってしまっている。

 7月場所以来の優勝を狙う小結・照ノ富士(伊勢ケ浜)も4連勝を飾った。左四つから隠岐の海(八角)を力強く寄り切った。5日目は同じく4連勝中の北勝富士(八角)と対戦する。

 全勝力士はその他に遠藤(追手風)、琴恵光(佐渡ケ嶽)、千代の国(九重)、志摩ノ海(木瀬)。幕内最小兵の人気力士・炎鵬(宮城野)は明生(立浪)に押し倒され、白星なしの4連敗となった。

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