三役復帰の照ノ富士が朝乃山に“元大関の意地”豪快な上手投げで連勝

朝乃山(左)を上手投げで破る照ノ富士=両国国技館(撮影・高石航平)
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 「大相撲11月場所・2日目」(9日、両国国技館)

 元大関で、けがのため一時は序二段まで番付を落としながら小結まで戻ってきた照ノ富士(伊勢ケ浜)が大関朝乃山(高砂)を上手投げで破って、2連勝とした。

 右を差し込み、左上手を取ると、豪快な上手投げで相手を土俵に投げ捨てた。元大関の意地を“現大関”に見せつけた。

 17年秋場所で大関陥落。18年夏場所からは休場が続き、復帰した昨年春場所では番付は序二段まで落ちていた。しかし、ここから番付を再び駆け上がり再入幕を果たした今年の7月場所で2度目の優勝。先場所も勝ち越し、三役まで番付を戻している。

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